有酸素運動とストレッチ

筋力トレーニング前の有酸素運動とストレッチ

 

脂肪を燃焼させ、ダイエット効果のある有酸素運動は、筋力アップにおいても有効です。筋力トレーニングをする前などに、軽い有酸素運動で体を温め、ウォーミングアップすると、筋トレや試合などでのパフォーマンスもアップします。

 

ただし、筋力アップにおける有酸素系の能力は、重いバーベルを1回だけ持ち上げるというようなトレーニングではありません。例えば、ウエイトリフティングのトレーニングなどにおいても、重いバーベルを何回か持ち上げるのを1セットとすると、1セット持ち上げて休憩し、また1セット持ち上げて休憩する、といった運動メニューの組み合わせ方が必要になります。

 

こうした1セット間の休憩時に、体の中では有酸素系の代謝が活発に働いています。その代謝によって、休憩前の筋肉の疲労を回復させ、次の1セットを持ち上げるときの力に変えることができるのです。そのためには、休憩している間に、筋肉を効率的に回復させることが、その後の質の高い筋肉トレーニングにつながります。

 

ちなみに、オリンピックに出場するようなトップクラスの選手たちは、一般の選手と比べて、筋肉が持っている有酸素系の代謝能力が高いそうです。つまり、トップクラスの選手になるためには、単に筋肉やパワーがあるというだけではダメなのです。

 

それでは、一般の選手がトップクラスの選手たちが持っているような有酸素系の代謝能力を高めることはできないのでしょうか?いえ!決してそのような事はありません。有酸素系の代謝能力を高めるためには、運動と運動とのインターバル中でも完全に休憩するのではなく、心拍数が120以下に下がらないような縄跳びや、その場駆け足、エアロバイクなどの運動などを取り入れるようにすると、次第に有酸素系の代謝能力がアップしていきます。

 

その他にも、トレーニングした後のクールダウンを兼ねて、縄跳びやエアロバイクなどの有酸素運動を取り入れると良いでしょう。ちなみに、有酸素運動を行う前は十分なストレッチが必要です。

 

なぜストレッチが必要であるかというと、ストレッチをしないで有酸素運動を行った場合、筋肉が必要以上に興奮状態になり、余計な怪我を起こしやすくなるからです。また、関節などの可動範囲をストレッチによって事前に確保しておけば、筋肉や関節などに無理な力がかからず、パフォーマンス力もアップすると考えられています。

 

そんなストレッチには、いろいろな方法がありますが、縄跳びやジョギングなどもストレッチ効果がありますので、トレーニング前のウォーミングアップをかけて、そうしたストレッチを少し長めに行なうようにするといいでしょう。